鳥取県内でも人へのSFTS(重症熱性血小板減少症候群)の発生が見られます。
この病気は主に、マダニに刺されて感染するウイルス病です。
人が感染すると30%の死亡率ですので、新型コロナの10倍以上の死亡率と言えます。
本日、猫のSFTSが確認されました。
猫がSFTSに感染すると、感染猫の7割弱は1週間以内に死亡します。
またその猫の唾液などからもウイルスを排出していますので、飼い主さんも感染する可能性があります。
猫同士の接触でも感染します。
感染しないためには、猫を外に出さないことが一番です(ダニに刺されないようにするのと、他の猫に接触させない)。
どうしても外に出てしまう場合でも、病院で販売しているノミ・マダニ駆除薬をしっかりと付けてください。
なお、ノミダニ用として販売されている「部外品」では駆除効果が低く、全く効果的ではありません。
必ず最寄りの動物病院でご購入下さい。